都道府県別ハンドバッグ購入費

総務省の家計調査からハンドバッグ購入費ランキング。家計調査は全国から9000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入費用を調べた。家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、政令指定都市がある県は政令指定都市と県庁所在地の平均値を、政令指定都市がない県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので2012年から2016年の平均値をとっている。

ハンドバッグは「大人用,子供用及び性別を問わない」とされており、セカンドバッグ、ショルダーバッグ、ポシェット、和服用バッグなどが例示されている。

ハンドバッグ購入費の全国平均は5,376円。購入費が最も多いのは埼玉県で9,473円(偏差値79.6)。2位は東京都で8,048円。3位以下は京都府(8,001円)、千葉県(7,653円)、熊本県(7,231円)の順。一方、最も購入費が少ないのは青森県で2,165円(偏差値30.9)。これに鳥取県(2,918円)、新潟県(3,059円)、福井県(3,118円)、沖縄県(3,193円)と続いている。

分布地図を見ると三大都市圏周辺と北部九州で購入費が多い。

相関ランキングでは公共交通機関通勤・通学率と正の相関があり、自家用車通勤・通学率と負の相関があり、公共交通機関で移動することが多い都市部でハンドバッグの購入費が多い。

また、男性用洋服購入費や女性用洋服購入費、外食費用、教育費と正の相関が高く、これらにお金をかけているところでハンドバッグの購入費が多い。家計に余裕があることがハンドバッグの購入費を押し上げているようだ。