都道府県別宅地建物取引士数

不動産適正取引推進機構より宅地建物取引士数の都道府県別ランキング。ここでは宅地建物取引士証の交付を受けかつ宅建業に従事している者の人数を比較している。

全国の宅地建物取引士数は317,517人で、人口10万人あたり251.12人。宅建士数が最も多いのは東京都で人口10万人あたり492.65人(偏差値91.1)。2位は神奈川県で346.01人。3位以下は埼玉県(332.51人)、大阪府(314.60人)、千葉県(285.76人)の順。一方、最も宅建士数が少ないのは青森県で人口10万人あたり96.20人(偏差値38.3)。これに秋田県(102.65人)、鳥取県(102.68人)、岩手県(108.22人)、佐賀県(113.31人)と続いている。

分布地図を見ると都市部に多く地方に少ない。

相関ランキングでは家賃との相関が非常に高く、ほぼ正比例と言って関係になっている。家賃が高いところは、それに比例するように宅地建物取引士数が多いことを意味している。

また、基準地価:住宅地ともほぼ正比例となっており、地価や家賃が高く、不動産の取引が盛んなところに宅地建物取引士が多い。経済原理にかなった分布と言えよう。