都道府県別社会保険労務士数

社会保険労務士数の都道府県別ランキング。社会保険労務士を管轄する地方厚生局のページから情報を取得している。このうち、近畿厚生局は府県ごとの人数を公開していないので、各府県の社会保険労務士会のページから情報を取得した。こちらは集計時期が明示されていないものや、概数などがあったので注意願いたい。

ここでは開業している社労士や企業に勤務している社労士などすべての社会保険労務士の合計数を比較している。

全国の社会保険労務士数は40,635人で、人口10万人あたり32.07人。社労士数が最も多いのは東京都で人口10万人あたり72.67人(偏差値100.6)。2位は大阪府で46.19人。3位以下は京都府(34.21人)、福井県(33.89人)、愛知県(33.87人)の順。一方、最も社労士数が少ないのは長崎県で人口10万人あたり12.56人(偏差値36.2)。これに沖縄県(13.24人)、岩手県(15.22人)、青森県(15.49人)、佐賀県(16.02人)と続いている。

分布地図を見ると社会保険労務士は都市部で多く地方で少ない。なかでも東京が抜きんでており、東京一極集中型ランキングとなっている。

相関ランキングでは上場企業数と正の相関がとても高く、ほぼ正比例に近い関係になっている。上場企業のような社員が多いところは社会保険労務士の仕事が多いためだ。