都道府県別高校男子硬式・軟式野球部員数

日本高等学校野球連盟の統計情報から高校男子硬式・軟式野球部員数の都道府県別ランキング。ここでは硬式野球部と軟式野球部の合計人数を比較している。内訳は硬式野球部員161,573人、軟式野球部員9,303人となっている。

全国の高校男子硬式・軟式野球部員数は170,876人で、男子高校生100人あたり10.32人。部員数が最も多いのは島根県で男子高校生100人あたり18.07人(偏差値79.3)。2位は秋田県で16.43人。3位以下は鳥取県(14.92人)、山口県(14.73人)、岩手県(14.64人)の順。一方、最も部員数が少ないのは大阪府で男子高校生100人あたり7.47人(偏差値30.1)。これに埼玉県(7.84人)、東京都(7.96人)、神奈川県(8.21人)、愛知県(8.73人)と続いている。

中学男子軟式野球部員数と同様に上位に地方が多く、下位に都市部が多い。

分布図を見ると三大都市圏とその周辺で野球部員が少ない。

相関ランキングでも最低賃金と負の相関が高く、最低賃金が低い地方で野球部員が多い。中学と同様に高校の世界でも野球は地方のスポーツとなっているようだ。

参考:部員数から見る人気部活ランキング(高校男子)