都道府県別25歳以上テレビゲーム人口

社会生活基本調査からテレビゲーム人口の都道府県別ランキング。この1年間にテレビゲームをしたと答えた25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

全国の25歳以上テレビゲーム人口は2880万2000人で、25歳以上人口100人あたり29.10人。テレビゲーム人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり34.53人(偏差値74.9)。2位は神奈川県で33.49人。3位以下は愛知県(32.48人)、千葉県(31.92人)、大阪府(30.92人)の順。一方、最もテレビゲーム人口が少ないのは沖縄県で25歳以上人口100人あたり20.25人(偏差値30.1)。これに島根県(22.45人)、秋田県(22.48人)、長崎県(22.55人)、高知県(22.97人)と続いている。

分布地図を見ると三大都市圏を筆頭に都市部でゲーム人口が多く地方で少ない。

相関ランキングでも最低賃金と正の相関が高く、最低賃金が高い都市部でゲーム人口が多い。また、インターネット利用率との相関も高く、ゲーム人口が多いところはインターネット利用率も高い。

その他、鉄道通勤・通学率や軽自動車比率などの都市地方対立型ランキングとの相関が高く、テレビゲーム人口は都市と地方を区分する指標となるランキングと言えそうだ。