都道府県別25歳以上クラシックコンサート人口

社会生活基本調査から25歳以上クラシックコンサート人口の都道府県別ランキング。この1年間に「音楽会などによるクラシック音楽鑑賞」をした25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。ポップなどのコンサートは25歳以上ライブ・コンサート人口を参照。

全国の25歳以上クラシックコンサート人口は941万1000人で、25歳以上人口100人あたり9.51人。クラシックコンサート人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり14.42人(偏差値84.5)。2位は神奈川県で12.90人。3位以下は長野県(11.55人)、兵庫県(10.87人)、埼玉県(10.47人)の順。都市部が上位を占める中、長野県が3位に入っているのはセイジ・オザワ松本フェスティバル(旧サイトウ・キネン・フェスティバル松本)があるためか。

一方、最もクラシックコンサート人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり5.59人(偏差値35.5)。これに高知県(6.04人)、佐賀県(6.46人)、沖縄県(6.46人)、徳島県(6.51人)と続いている。

相関ランキングでは海外旅行者数や家賃と正の相関が高く、海外旅行者が多く家賃が高い都市部でクラシックコンサート人口が多い。