都道府県別25歳以上ライブ・コンサート人口

社会生活基本調査から25歳以上ライブ・コンサート人口の都道府県別ランキング。この1年間に「音楽会などによるポピュラー音楽・歌謡曲鑑賞」をした25歳以上の人数を比較している。注記には「歌手などのコンサートやライブに行った場合も含めます」とあるため、ここではライブ・コンサート人口としている。また、クラシック音楽のコンサートは「音楽会などによるクラシック音楽鑑賞」と別項目になっており、ライブ・コンサート人口には含まれていない。(25歳以上クラシックコンサート人口参照)

25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

全国の25歳以上ライブ・コンサート人口は1285万3000人で、25歳以上人口100人あたり12.99人。ライブ・コンサート人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり17.35人(偏差値80.0)。2位は神奈川県で16.13人。3位以下は兵庫県(14.74人)、埼玉県(14.51人)、京都府(14.32人)と都市部が上位を占めている。一方、最もライブ・コンサート人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり8.67人(偏差値34.9)。これに沖縄県(8.68人)、熊本県(8.79人)、徳島県(9.18人)、鹿児島県(9.30人)と続いている。

分布地図を見ると首都圏と関西を中心に都市部でライブ・コンサート人口が多い。

相関ランキングでも鉄道通勤・通学率や最低賃金との正の相関が高く、鉄道が発達し、最低賃金が高い都市部でライブ・コンサート人口が多い。身近でライブやコンサートが多数開催されているためと思われる。

また、25歳以上遊園地・動植物園・水族館来園人口とも正の相関があり、ライブ・コンサート人口が多いところでは遊園地や動植物園、水族館を訪れる人が多い。