都道府県別統計を比較した都道府県ランキング。1486 ランキング掲載中

都道府県別バス通勤・通学率

公開日:2015-5-28 | 最終更新日:2020-1-28
カテゴリ: 交通
都道府県別バス通勤・通学率 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
国勢調査からバス通勤・通学率ランキング。ここでは15歳以上の通勤・通学者に占めるバス通勤・通学者の割合を比較している。また、バスと鉄道、バスと自転車など、バスを含む複数の手段で通勤・通学している者も含んでいる。

なお、交通手段の調査は10年に一回であり、次の調査は2020年に行われる。

全国でバス通勤・通学する15歳以上の人は422万8136人で、全通勤・通学者5842万3465に占める割合は7.24%。

交通手段別の通勤・通学率は以下の通り
46.27% 自家用車
27.48% 公共交通機関
24.53% 鉄道
18.09% 徒歩・自転車
7.24% バス
(※公共交通機関と鉄道、バスは重複する。その他の注意点は各記事参照)


バス通勤・通学率が最も高いのは神奈川県で17.18%。2位は長崎県で14.02%。3位以下は東京都、福岡県、京都府、兵庫県と続いている。大都市とその周辺部が上位を占める中、長崎県の2位が目立つ。傾斜地が多い長崎県は道幅が狭く坂道も多いためバスの利用が多いと言われている。

SUUMO:長崎県ってこんなところ
長崎は陸地の多くが山岳や丘陵に囲まれて、平坦地が少ないため傾斜地を切り開いた段々畑が有名です。街は平坦地に形成され、住宅地の多くが傾斜地に建てられています。道幅が狭く坂道も多いため、自家用車の利用者が比較的少なく、バスや電車の利用者が多くなっています。


また、東日本最大のバス事業者である神奈川中央交通のお膝元・神奈川県は1位、西日本の雄・西鉄バスがある福岡県が4位と、バス王国らしい順位となっている。

一方、バス通勤・通学率が最も低いのは群馬県で1.04%。香川県、山形県、愛媛県、徳島県がこれに続いており、地方でバス通勤・通学率が低い。

分布地図を見ると都市部で高く、地方で低い。相関ランキングでも人口集中度と正の相関があることから、人口が集中する都市部でバス通勤・通学率が高い。

鉄道通勤・通学率とも正の相関があり、バス通勤が多いところは鉄道通勤も多い。ただし両者を比べると、鉄道通勤・通学率は首都圏と大阪周辺で高いのに対し、バス通勤・通学率はこれに加えて福岡県や広島県、宮城県などでも高くなっている。

大都市ほど鉄道が発達していないものの、自動車通勤するのも難しい規模の都市があり、バス網が発達しているためと思われる。
データ出典  国勢調査 2010

都道府県別バス通勤・通学率

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県通勤・通学率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1神奈川県17.18%83.35
2長崎県14.02%74.69
3東京都10.76%65.76
4福岡県10.71%65.63
5京都府9.90%63.41
6兵庫県9.66%62.75
7北海道9.55%62.45
8千葉県9.21%61.52
9奈良県8.74%60.23
10広島県8.47%59.49
11宮城県8.19%58.73
12埼玉県7.51%56.86
13沖縄県7.18%55.96
14大阪府6.60%54.37
15石川県5.87%52.37
16鹿児島県5.13%50.35
17滋賀県4.92%49.77
18愛知県4.83%49.52
19熊本県4.64%49.00
20静岡県4.49%48.59
21新潟県4.48%48.56
22青森県4.43%48.43
23岩手県4.07%47.44
24大分県4.00%47.25
25茨城県3.84%46.81
26岐阜県3.69%46.40
27山口県3.23%45.14
28三重県3.19%45.03
29岡山県2.79%43.94
30秋田県2.71%43.72
31福島県2.69%43.66
32和歌山県2.66%43.58
33栃木県2.34%42.70
34島根県2.20%42.32
35宮崎県2.12%42.10
36佐賀県2.01%41.80
37鳥取県1.91%41.53
38高知県1.80%41.22
39長野県1.78%41.17
40富山県1.77%41.14
41山梨県1.74%41.06
42福井県1.68%40.90
43徳島県1.58%40.62
44愛媛県1.48%40.35
45山形県1.31%39.88
46香川県1.09%39.28
47群馬県1.04%39.14
全国7.24%

他との相関 相関とは?

交通に関するその他の記事

通勤・通学率の分布 (変動係数 0.7297)

分布図

この記事を見た人はこちらも見ています

コメント

お名前

コメント内でタグは使えません。(現在、5分以内の連続書込を制限しています)
アドレス(迷惑コメント対策用ですので入力しないでください)
jk 2018/02/15
グラフにしてくれますか?できればお願いします!
2020-1-28 | 交通