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都道府県別鉄道旅客域内移動率

公開日:2009-8-22 | 最終更新日:2015-7-31
カテゴリ: 交通
都道府県別鉄道旅客域内移動率 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
国土交通省の貨物・旅客地域流動調査から鉄道の域内移動率ランキング。同調査には

発量 その都道府県から出発した旅客の数
着量 その都道府県に到着した旅客の数
域内量 その都道府県内で出発・到着した旅客の数

の3つがあり、発量に占める域内量の割合を計算した。割合が高いほど、鉄道の県内移動が多く、割合が低いほど鉄道の県外移動が多い。

域内移動率の全国平均は80.53%。域内移動率が最も高いのは沖縄県で100.00%。沖縄には県外に移動できる鉄道がないので当たり前の結果だ。同じく北海道も道外に鉄道で出る機会がほとんどないため99.81%が道内移動に利用されている。

一方、域内移動率が最も低いのが岐阜県で47.20%。岐阜県を出る鉄道旅客の半分以上が他県に出ており、鉄道利用者の多くが名古屋圏に通勤していると思われる。これに奈良県、埼玉県、茨城県、佐賀県、滋賀県と続いている。

分布地図を見ると東京、愛知、大阪、福岡は域内通勤率が高いがその周辺で域外通勤率が高い。周辺都市から中心都市に向けて通勤客が移動しているのが原因だ。それぞれの通勤圏は

都市通勤圏
東京山梨、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城
愛知岐阜、三重
大阪奈良、和歌山、滋賀、京都、兵庫
福岡佐賀、山口


となっていることが地図から分かる。

相関ランキングでは高校県外進学率と負の相関が高く、県外進学率が高いところは域内利用率が低い。大都市周辺から大都市に通勤客に加えて高校生も集まっていることが分かる。
データ出典  貨物・旅客地域流動統計 2013

都道府県別鉄道旅客域内移動率

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県域内移動率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1沖縄県100.00%64.06
2北海道99.81%63.93
3高知県97.50%62.26
4愛媛県96.74%61.71
5徳島県95.51%60.82
6福岡県94.87%60.36
7宮崎県94.74%60.26
8長崎県94.04%59.76
9宮城県93.29%59.22
10鹿児島県93.23%59.17
11愛知県92.58%58.70
12広島県92.29%58.49
13新潟県90.80%57.42
14秋田県89.78%56.68
15富山県89.63%56.57
16熊本県88.93%56.07
17長野県88.30%55.61
18香川県88.07%55.45
19大分県86.28%54.15
20島根県86.26%54.14
21大阪府85.37%53.50
22鳥取県84.01%52.51
23静岡県83.70%52.29
24岩手県83.57%52.20
25岡山県83.43%52.09
26山形県83.32%52.01
27青森県82.44%51.38
28東京都82.03%51.08
29石川県81.75%50.88
30福井県81.60%50.77
31福島県80.81%50.20
32兵庫県79.20%49.04
33三重県72.96%44.53
34神奈川県72.87%44.47
35山口県72.61%44.28
36京都府69.60%42.10
37山梨県67.44%40.54
38群馬県67.22%40.39
39千葉県65.47%39.12
40和歌山県62.85%37.23
41栃木県61.92%36.56
42滋賀県60.77%35.73
43佐賀県58.61%34.17
44茨城県56.32%32.51
45埼玉県55.39%31.84
46奈良県49.83%27.82
47岐阜県47.20%25.92
全国80.53%

他との相関 相関とは?

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分布図

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2015-7-31 | 交通