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都道府県別小児科医師比率

公開日:2009-6-20 | 最終更新日:2016-2-17
カテゴリ: 保健・医療
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厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査から小児科医師比率。総医師数に占める、小児科医師数の割合を計算した。調査では各医師が診療科を複数回答しており、ここでは小児科と小児外科と答えた医師数の合計を比較している。

小児科は産科とならんで医師不足が深刻な診療科だ。小児科が敬遠される理由としては
  • 子どもは夜に熱を出すことが多く夜間の診療が多い
  • 子どもは自分の体調をうまく把握できないため、親が念のため連れてくることが多い
  • 受診料が無料の地域が多く、ちょっとしたことで診療を受ける。俗に言うコンビニ診療
  • 問診が難しかったり、注射が難しいなど大人よりも手間がかかるのに報酬が大人とあまり変わらない
などがあげられている。

小児科医師比率の全国平均は10.47%で医師の10人に一人が小児科医という計算になる。最も比率が高いのは岐阜県で16.74%。以下、愛知県、滋賀県、埼玉県、茨城県と続いている。一方、比率が最も低いのは高知県で7.63%。これに、宮崎県、石川県、愛媛県、山口県と続いており、西日本が下位に多い。

西高東低だった総医師数と違って、本州中央部で小児科医師比率が高い。また、医師数が全国最低レベルだった関東周辺も比率が高い。

西日本に較べて医師不足が深刻な東日本では小児科に重点的に力を入れているようだ。

都道府県別小児科医師比率

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順位都道府県小児科医師比率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1岐阜県16.74%79.67
2愛知県14.86%70.63
3滋賀県14.08%66.88
4埼玉県13.58%64.48
5茨城県13.07%62.02
6山梨県13.05%61.93
7栃木県12.91%61.26
8群馬県12.69%60.20
9長野県12.60%59.76
10島根県12.34%58.51
11鳥取県12.33%58.47
12福島県12.18%57.75
13福井県12.08%57.26
13徳島県12.08%57.26
15奈良県11.79%55.87
16岡山県11.43%54.14
17青森県11.40%53.99
18千葉県11.17%52.89
19静岡県11.08%52.46
20三重県10.86%51.40
21和歌山県10.58%50.05
22佐賀県10.35%48.95
23沖縄県10.26%48.51
24東京都10.24%48.42
25新潟県10.06%47.55
26熊本県9.88%46.69
27富山県9.87%46.64
28神奈川県9.67%45.68
29宮城県9.61%45.39
30兵庫県9.51%44.91
31大阪府9.35%44.14
32京都府9.27%43.75
33秋田県9.18%43.32
34山形県9.05%42.70
35大分県8.81%41.54
36広島県8.66%40.82
37岩手県8.56%40.34
38福岡県8.54%40.24
39長崎県8.45%39.81
40香川県8.43%39.71
41鹿児島県8.39%39.52
42北海道8.22%38.71
43山口県8.21%38.66
44愛媛県8.09%38.08
45石川県7.86%36.97
46宮崎県7.70%36.20
47高知県7.63%35.87
全国10.47%

他との相関 相関とは?

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分布図

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2016-2-17 | 保健・医療