姉さん女房比率の全国平均は24.2%。同年齢の夫婦は20.8%、夫が年上の夫婦が55%となっている。姉さん女房比率が最も高いのは長崎県で27.4%(偏差値73.8)。2位は宮崎県で26.5%。3位以下は島根県(26.4%)、大分県(26.1%)、高知県(26.1%)の順。一方、最も比率が低いのは岐阜県で21.9%(偏差値29.5)。これに愛知県(22.5%)、徳島県(22.6%)、三重県(22.6%)、静岡県(22.8%)と続いている。
分布地図を見ると九州・四国・中国・東北・北海道など日本の両端で姉さん女房が多く、本州中央部で少ない。中でも九州は上位10県中、6県を占めていて姉さん女房が多い。九州は男性が強い社会だと思われがちだが、しっかした奥さんの手のひらで転がされる男性が多いと言われており、それを裏付ける結果となっている。
相関ランキングでは
日本人男性国際結婚率と負の相関があり、姉さん女房が多いところは外国人女性と結婚する日本人男性が少ない。
また、
20〜30代男女比と正の相関があり、若い男性が少ないところで姉さん女房比率が高い。
デキ婚率とも正の相関があり、デキ婚率が高いところで姉さん女房比率も高い。
これらを強引につなげると年上の日本人女性とのデキ婚が多い両端部、年下の外国人女性との結婚が多い本州中央部と言えそうだ。