30代男性未婚率の全国平均は37.72%。未婚率が最も高いのは青森県で44.95%(偏差値70.8)。2位は秋田県で44.76%。3位以下は岩手県(43.10%)、徳島県(42.82%)、高知県(42.68%)の順。一方、最も未婚率が低いのは宮崎県で34.09%(偏差値32.4)。これに大阪府(34.20%)、東京都(34.28%)、鹿児島県(34.64%)、福岡県(35.11%)と続いている。
分布地図を見ると、東日本で未婚率が高く、都会と地方で比べると地方で未婚率が高くなっている。
他との相関を見ると
三世代世帯人数や
農業就業人口、
持ち家率と正の相関があり、代が続が同居する農業が盛んなところで30代男性の未婚率が高くなっている。
また、
生産年齢人口増減率と負の相関があり、働き盛りの年代の流出が多いところで未婚率が高くなっている。
男女の比較で見ると
20代男性未婚率と
20代女性未婚率は分布が似ているのに、
30代女性未婚率と
30代男性未婚率の分布が似ていないのが目立っている。
上にもあるように30代女性は雇用や賃金が安定したところで未婚率が低くなっており、結婚に生活の安定を求める30代女性の姿が目立っている。