毎日,同じくらいの時刻に寝ていますか?
1 している
2 どちらかといえば、している
3 あまりしていない
4 全くしていない
毎日,同じくらいの時刻に起きていますか?
1 している
2 どちらかといえば、している
3 あまりしていない
4 全くしていない
という質問に「している」「どちらかといえば、している」と答えた小学6年生の割合を平均して比較している。なお、このデータは公立校のもので、国立・私立校は含まれていない。国立・私立校が多い地域では実態と離れている可能性があるので注意願いたい。
以前は似たような調査項目で起床時間と就寝時間を聞くものがあったが(
小学生早寝早起き率参照)、学校までの登校距離に左右される傾向があったので、項目が改訂されたようだ。
小学生の定時就寝・起床率の全国平均は86.5%。定時就寝・起床率が最も高いのは秋田県で90.4%(偏差値71.6)。2位は山梨県で89.7%。3位以下は岩手県(89.5%)、福井県(89.5%)、福島県(89.3%)の順。一方、最も定時就寝・起床率が低いのは沖縄県で84.1%(偏差値30.4)。これに大阪府(84.6%)、京都府(84.8%)、奈良県(85.1%)、愛媛県(85.3%)と続いている。
分布地図を見ると北日本で定時就寝・起床率が高い。
相関ランキングでも
年間平均気温と負の相関があり、気温が低いところで定時就寝・起床率が高い。
家庭環境に関係しそうなものでは、
核家族率と負の相関があり、
三世代世帯人数と正の相関があることから、核家族が少なく三世代世帯が多いところで定時就寝・起床率が高い。
小学生の生活習慣との相関を見ると
小学生チャレンジ精神率小学生朝食摂取率小学生学校外学習率小学生校則遵守率などと正の相関があることから、生活習慣が良く真面目な児童が多いところで定時就寝・起床率が高い。
以前の調査項目であった
小学生早寝早起き率とも正の相関があり、早寝早起き率が高いところは定時起床・就寝率も高かった。