埼玉県:熊谷市 東京都:千代田区 滋賀県:彦根市
気象庁では過去30年間のデータから平年値を出しており、ここでは1991年から2020年のデータによる平年値を比較している。
年間気温の全国平均は15.5度。これは気象庁のデータによる各都道府県の年間平均気温を相加平均したもので、気象庁が発表したものではない。
年間平均気温の全国平均は15.5度。平均気温が最も高いのは沖縄県で23.3度(偏差値83.8)。2位は鹿児島県で18.8度。3位以下は宮崎県(17.7度)、長崎県(17.4度)、高知県(17.3度)の順。一方、最も平均気温が低いのは北海道で9.2度(偏差値22.8)。これに岩手県(10.6度)、青森県(10.7度)、山形県(12.1度)、秋田県(12.1度)と続いている。
北が寒く、南が暖かい、ごく当たり前の結果だが、標高が高い長野県だけが本州中央部で青く浮いている。
相関ランキングでは
灯油価格と正の相関となっている。気温が高いほど値段が高い、逆に言うと寒いところほど値段が安い。寒いところは暖房で灯油を大量に消費するため値段も安くなっているのだろう。また、
エアコン普及率とも正の関係となっていて、暑いところほどエアコンの普及率が高い。
農業分野では
水稲10a当たり収量や
一等米比率と負の相関になっている。寒いところほど単位面積あたりの収量が多く、一等米比率も高い。本来、米は暖かいところの作物だが、品種改良や工業生産などとの関係で東北に米どころが移ったためだと思われる。
都道府県の平均気温となっていますが、厳密には各都道府県にある地方気象台の平均気温ですのでご注意ください。