埼玉県:熊谷市 東京都:千代田区 滋賀県:彦根市
気象庁では過去30年間のデータから平年値を出しており、ここでは1991年から2020年のデータによる平年値を比較している。
年間日照時間の全国平均は1,915.9時間で1日あたり日照時間は5.25時間。これは各県のデータを平均したものであり、気象庁が発表したデータではないので注意いただきたい。
日照時間が最も長いのは山梨県で2,225.8時間(偏差値66.9)。これは全国平均の1.16倍の長さになる。2位は高知県で2,159.7時間。3位以下は群馬県(2,153.7時間)、静岡県(2,151.5時間)、愛知県(2,141.0時間)の順。一方、最も日照時間が短いのは秋田県で1,527.4時間(偏差値28.8)。これに青森県(1,589.2時間)、山形県(1,617.9時間)、新潟県(1,639.6時間)、富山県(1,647.2時間)と続いている。
分布地図を見ると内陸部と太平洋岸で日照時間が長く、東北や日本海沿岸で日照時間が短い。
他との相関では、
年間晴れ日数や
年間快晴日数と正の相関があり、天気の良さと日照時間の長さに関係があることが分かる。一方、
年間雪日数との相関はあるが、
年間雨日数との相関はなく、日照時間の少なさは雨よりも雪日数の多さと関係があるようだ。
また、
人工林率とも相関があり、日照時間が長い地方で植林が盛んだったことが分かる。
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