都道府県別もやし消費量

総務省の家計調査から都道府県別もやし消費量ランキング。家計調査は全国から9000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入量を調べた。一般世帯における購入量と消費量はほぼ同じと考えて、ここでは消費量としている。家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、政令指定都市がある県は政令指定都市と県庁所在地の平均値を、政令指定都市がない県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので直近5年間の平均値をとっている。

主な野菜の一世帯あたり年間消費量は以下の通り。

一世帯あたりもやし消費量の全国平均は野菜の中で9番目に多い年間6,863g。最も消費量が多いのは青森県で10,146g。消費量とは直接関係ないが、青森県は大鰐温泉もやしで有名だ。2位は山形県で9,045g。3位以下は岩手県、新潟県、秋田県と続いており東北地方が上位に多い。一方、消費量が最も少ないのは高知県で5,374g。

分布地図を見ると東北地方で消費量が多い。

相関ランキングでは東北が上位を占めるタイプのイカ消費量や干物消費量、年間雪日数、年間降雪量と正の相関が高い。