家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、複数の調査都市がある県はそれぞれの値を人口比で按分した数値を、それ以外の県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので2014年~2018年の平均値をとっている。
プリン消費量の全国平均は1,454円。購入量が最も多いのは栃木県で1,857円(偏差値67.5)。2位は富山県で1,815円。3位以下は山梨県(1,806円)、石川県(1,766円)、山形県(1,764円)の順。一方、最も購入量が少ないのは沖縄県で783円(偏差値16.7)。これに鹿児島県(1,098円)、長崎県(1,182円)、熊本県(1,219円)、香川県(1,247円)と続いている。
分布図を見ると東日本で消費量が多く、西日本で少ない。
相関ランキングでは
イチゴ消費量や
せんべい消費量、
アイスクリーム・シャーベット消費量と正の相関があり、プリンの消費量が多いところはイチゴやせんべい、アイスクリーム・シャーベットの消費量が多い。
また、
年間熱帯夜日数と負の相関があり、熱帯夜が多いところほどプリンの消費量が少ない。
貧困率と負の相関があり、
子育て世帯年収と正の相関があることから、子育て世帯の年収が高く貧困率が低いところでプリンの消費量が多い。