都道府県別チョコレート消費量

総務省の家計調査からチョコレート消費量の都道府県別ランキング。家計調査は全国から10000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の「チョコレート」と「チョコレート菓子」の合計購入量を比較している。一般世帯における購入量と消費量はほぼ同じと考えて、ここでは消費量としている。

チョコレートとチョコレート菓子の定義は以下のようになっている。

家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、複数の調査都市がある県はそれぞれの値を人口比で按分した数値を、それ以外の県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので2014年～2018年の平均値をとっている。

チョコレート消費量の全国平均は7,397円。購入量が最も多いのは石川県で9,232円(偏差値69.9)。2位は北海道で9,156円。3位以下は山口県(8,970円)、山形県(8,762円)、高知県(8,705円)の順。一方、最も購入量が少ないのは長崎県で5,720円(偏差値27.9)。これに和歌山県(5,726円)、青森県(6,045円)、沖縄県(6,217円)、鹿児島県(6,416円)と続いている。

相関ランキングでは子育て世帯年収と正の相関があり、貧困率と負の相関があることから、貧困率が低く子育て世帯の年収が高いところでチョコレート消費量が多い。