都道府県別中華外食費用

総務省の家計調査から都道府県別中華外食費用ランキング。家計調査は全国から9000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の中華外食費用を調べた。都道府県別支出は県庁所在地のみを抽出しており、各県の消費動向もこれをベースに計算されている。当サイトでもこれにならい、県庁所在地のデータを各都道府県のデータとした。数値は2008年〜2012年の平均値で単位は円。

一世帯あたり中華外食費用の全国平均は4,506円。最も中華外食費用が多いのは兵庫県で11,118円。全国平均の2.5倍で偏差値も高く、兵庫県の中華外食費用が飛び抜けている。2位は岐阜県で9,900円、3位以下は愛知県、香川県、奈良県と続いている。一方、最も少ないのは沖縄県で2,272円。この他、宮崎県、秋田県、長崎県、岡山県などで中華外食費用が低い。

分布地図を見ると本州中央部で中華外食費用が高く、周辺部で低い。

相関ランキングでは喫茶費用や洋食外食費用、和食外食費用、外食費用など外食系ランキングと正の相関が高く、外食費用が高いところで中華外食費用も高い。

在日中国人とは弱いながらも正の相関があり、在日中国人が多いところは中華外食費用も多い。

また、在日外国人や海外旅行者数、日本人男性国際結婚率と正の相関があり、中華外食費用が多いところは外国人や海外旅行者、国際結婚が多い。外国とのつながりがあるところで中華外食費用が高いと言えそうだ。