都道府県別乳酸菌飲料消費量

総務省の家計調査から乳酸菌飲料消費量の都道府県別ランキング。家計調査は全国から10000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入量を比較している。一般世帯における購入量と消費量はほぼ同じと考えて、ここでは消費量としている。

家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、複数の調査都市がある県はそれぞれの値を人口比で按分した数値を、それ以外の県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので2014年～2018年の平均値をとっている。

乳酸菌飲料消費量の全国平均は3,872円。購入量が最も多いのは鹿児島県で8,487円(偏差値94.4)。2位は群馬県で7,014円。3位以下は福島県(5,347円)、石川県(5,031円)、新潟県(4,845円)の順。一方、最も購入量が少ないのは大分県で1,876円(偏差値30.7)。これに島根県(2,695円)、広島県(2,808円)、北海道(2,845円)、秋田県(3,044円)と続いている。

相関ランキングでは豚飼育頭数や豚畜産農家数と正の相関があり、豚農家が多いところで乳酸菌飲料の消費量が多い。