都道府県別ケチャップ消費量

総務省の家計調査からケチャップ消費量の都道府県別ランキング。家計調査は全国から10000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入量を比較している。一般世帯における購入量と消費量はほぼ同じと考えて、ここでは消費量としている。

家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、複数の調査都市がある県はそれぞれの値を人口比で按分した数値を、それ以外の県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので2014年～2018年の平均値をとっている。

ケチャップ消費量の全国平均は1,581g。消費量が最も多いのは和歌山県で1,922g(偏差値75.4)。2位は岐阜県で1,815g。3位以下は京都府(1,787g)、滋賀県(1,770g)、奈良県(1,723g)の順。一方、最も消費量が少ないのは福島県で1,278g(偏差値29.9)。これに秋田県(1,291g)、群馬県(1,295g)、新潟県(1,296g)、宮崎県(1,350g)と続いている。

分布地図を見ると関西地方とその周辺でケチャップの消費量が多く、関東から東北にかけて消費量が少ない。

相関ランキングでは牛肉消費量と正の相関があり、納豆消費量と負の相関があることから、牛肉消費量が多く納豆消費量が少ない西日本でケチャップの消費量が多い傾向がある。