総務省の家計調査からキャンディー消費量の都道府県別ランキング。家計調査は全国から10000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入量を比較している。一般世帯における購入量と消費量はほぼ同じと考えて、ここでは消費量としている。
家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、複数の調査都市がある県はそれぞれの値を人口比で按分した数値を、それ以外の県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので2014年~2018年の平均値をとっている。
キャンディー消費量の全国平均は2,127円。購入量が最も多いのは滋賀県で2,621円(偏差値76.4)。2位は北海道で2,440円。3位以下は佐賀県(2,383円)、山口県(2,363円)、長崎県(2,363円)の順。一方、最も購入量が少ないのは沖縄県で1,628円(偏差値20.9)。これに秋田県(1,744円)、新潟県(1,826円)、徳島県(1,943円)、茨城県(1,961円)と続いている。
おばちゃんがアメちゃんを配ることで知られる大阪府は2,047円と全国平均以下で、それほど消費量は多くない。
分布地図を見ると消費量が多いところと少ないところがモザイク状に散らばっていて地域性が見いだしづらい。
相関ランキングでも相関係数が高いランキングがなく、他との関連は見つけられない。