都道府県別自殺者数

厚生労働省の人口動態統計から自殺者数ランキング。年による変動を平均化するため2014年〜2016年の平均値を使っている。

全国の自殺者数は22,862人で、人口10万人あたり18.01人。自殺者数が最も多いのは秋田県で人口10万人あたり25.45人(偏差値82.3)。2位は岩手県で24.37人。3位以下は新潟県(22.49人)、宮崎県(22.08人)、山形県(21.11人)の順。一方、最も自殺者数が少ないのは奈良県で人口10万人あたり15.56人(偏差値35.9)。これに愛知県(15.61人)、京都府(15.82人)、神奈川県(15.93人)、佐賀県(16.30人)と続いている。

分布図を見ると北日本と南日本の両端で自殺者が多い。

相関ランキングを見ると、農業就業人口と正の相関、人口増減率と負の相関があることから、人口の減少し、農業就業者が多い地方で自殺者が多い。

男女別に見ると男性自殺者数との相関係数の方が女性自殺者数との相関係数より高く、男女合計自殺者数の分布は男性自殺者数の影響を強く受けていると言える。