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都道府県別交通事故死亡者数(自転車乗員)

公開日:2017-12-25 | 最終更新日:2017-12-25
カテゴリ: 社会
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厚生労働省の人口動態統計から自転車の交通事故死亡者数ランキング。ここでは同統計の死因分類のうち「V10-V19 交通事故により受傷した自転車乗員」の人数を比較している。これは自転車に乗っていて亡くなった人数を表しており、自転車とぶつかった亡くなった歩行者などは含まれていない。また、年による変動を平均化するため2014年〜2016年の平均値を使っている。

全国の自転車の交通事故死亡者数は742.3人で、人口10万人あたり0.58人。死亡者数が最も多いのは香川県で人口10万人あたり1.44人(偏差値77.0)。2位は愛媛県で1.38人。3位以下は徳島県(1.33人)、高知県(1.11人)、岡山県(0.99人)の順で、上位を四国四県が占めており、四国で自転車事故の死亡者が多い。一方、最も死亡者数が少ないのは長崎県で人口10万人あたり0.17人(偏差値33.6)。これに沖縄県(0.19人)、宮城県(0.21人)、北海道(0.24人)、山梨県(0.28人)と続いている。

分布地図を四国や東海、北陸、北関東で死亡者が多い。

相関ランキングで外国人研修生・技能実習生数と正の相関があり、外国人研修生・技能実習生数が多いところで自転車の交通事故死亡が多いのが興味深い。日本の運転免許を持たない研修生は車社会の地方でも自転車に乗っていることが多く、死亡率を押し上げる原因になっているのだろうか。

自転車保有台数との相関係数は高くなく、自転車保有台数と死亡者数の間に相関は見られなかった。

交通手段別の死亡者数は以下の通り

交通手段死亡者数
歩行者1993人
自動車1485人
オートバイ778人
自転車742人
総数5547人
データ出典  人口動態統計 2016

都道府県別交通事故死亡者数(自転車乗員)

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順位都道府県死亡者数偏差値
 総 数 人口10万人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1香川県14.0人1.440人76.96
2愛媛県19.0人1.382人74.97
3徳島県10.0人1.333人73.32
4高知県8.0人1.110人65.69
5岡山県19.0人0.992人61.69
6福井県7.3人0.934人59.69
7栃木県18.0人0.916人59.08
8富山県9.7人0.914人59.03
9和歌山県8.7人0.912人58.95
10茨城県26.3人0.905人58.73
11三重県16.3人0.902人58.60
12石川県10.3人0.895人58.37
13滋賀県11.7人0.828人56.09
14愛知県58.3人0.777人54.34
15埼玉県53.0人0.727人52.65
16鳥取県4.0人0.702人51.79
17静岡県25.0人0.678人50.98
18大阪府59.7人0.676人50.91
19兵庫県36.0人0.652人50.10
20山口県9.0人0.646人49.88
21大分県7.3人0.629人49.32
22岐阜県12.7人0.628人49.28
23新潟県14.3人0.626人49.19
24熊本県10.3人0.581人47.66
25岩手県7.3人0.576人47.49
26奈良県7.7人0.568人47.23
27佐賀県4.7人0.568人47.22
28宮崎県6.0人0.547人46.53
29群馬県10.7人0.544人46.41
30青森県7.0人0.541人46.33
31福島県9.7人0.510人45.27
32鹿児島県8.0人0.489人44.53
33千葉県30.3人0.486人44.43
34福岡県24.7人0.484人44.37
35島根県3.3人0.478人44.17
36広島県13.3人0.469人43.85
37東京都58.3人0.428人42.46
38山形県4.7人0.422人42.27
38京都府11.0人0.422人42.27
40長野県8.7人0.417人42.08
41秋田県3.7人0.366人40.36
42神奈川県29.7人0.325人38.94
43山梨県2.3人0.277人37.32
44北海道13.0人0.243人36.15
45宮城県5.0人0.215人35.19
46沖縄県2.7人0.188人34.27
47長崎県2.3人0.168人33.61
全国742.3人0.585人
単位人口:人口10万人あたり (2016)

他との相関 相関とは?

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分布図

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2017-12-25 | 社会