都道府県別玩具購入量

総務省の家計調査から都道府県別玩具購入量ランキング。家計調査は全国から9000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯のテレビゲーム機購入額、ゲームソフト購入額、他の玩具購入額の合計額を比較した。都道府県別支出は県庁所在地のみを抽出しており、各県の消費動向もこれをベースに計算されている。当サイトでもこれにならい、県庁所在地のデータを各都道府県のデータとした。数値は2010年〜2012年の平均値で単位は円。

一世帯あたり玩具購入量の全国平均は年間7,570円。最も購入量が多いのは香川県で9,615円。以下、徳島県、栃木県、富山県、北海道と続いている。一方、最も少ないのは熊本県で5,058円。長崎県、沖縄県、和歌山県、広島県でも購入量が少ない。

分布地図を見ると、購入量が多いところを少ないところが点在しており、地域的な傾向を見いだしづらい。

相関ランキングではチョコレート消費量やアイスクリーム・シャーベット消費量、お菓子消費量と正の相関があり、チョコレートやアイスクリーム、お菓子の消費量が多いところで玩具購入量が多い。どれも子どもが好みそうなものであり、玩具購入量が多い県は子どもの好きな物を買ってあげる傾向が強いと言えそうだ。