総務省の家計調査から都道府県別スポーツ用品購入量ランキング。家計調査は全国から9000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯のゴルフ用具、他の運動用具、スポーツ用品購入額の合計額を比較した。都道府県別支出は県庁所在地のみを抽出しており、各県の消費動向もこれをベースに計算されている。当サイトでもこれにならい、県庁所在地のデータを各都道府県のデータとした。数値は2010年〜2012年の平均値で単位は円。
一世帯あたりスポーツ用品購入量の全国平均は年間12,090円。最も購入量が多いのは北海道で19,220円。以下、栃木県、山形県、徳島県、香川県と続いている。一方、最も少ないのは和歌山県で8,481円。沖縄県や長崎県、京都府、鳥取県でも購入量が少ない。
分布地図を見ると、北海道と東北北部、本州内陸部、四国付近で購入量が多い。
相関ランキングでは
年間平均気温や
エアコン普及率と負の相関があり、気温が低く、エアコンが普及していないところで購入量が多い。これは北海道が突出している分布構造が似ているためと思われる。
男子小中学生体力テストや
女子小中学生体力テスト、
中学男子部活動参加率、
中学女子部活動参加率、
スポーツ活動率などスポーツ系ランキングとの相関はなかった。