都道府県別統計を比較した都道府県ランキング。1486 ランキング掲載中

都道府県別上下水道使用料

公開日:2020-10-27 | 最終更新日:2020-10-27
カテゴリ: 家計・支出
総務省の家計調査から上下水道使用料のランキング。家計調査は全国から10000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の使用料を比較している。

家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、複数の調査都市がある県はそれぞれの値を人口比で按分した数値を、それ以外の県は県庁所在地の数値を県の支出としている。また、年による変動が考えられるので2014年~2018年の平均値をとっている。
「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県使用料偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1山形県87,081円74.48
2長野県85,612円72.90
3島根県78,777円65.57
4埼玉県77,321円64.01
5滋賀県76,577円63.21
6長崎県76,309円62.92
7富山県74,691円61.19
8栃木県72,579円58.92
9新潟県72,481円58.82
10佐賀県72,294円58.62
11奈良県72,264円58.58
12福島県71,083円57.32
13石川県70,607円56.81
14青森県70,093円56.26
15岩手県69,749円55.89
16秋田県69,461円55.58
17京都府69,417円55.53
18山梨県68,720円54.78
19岡山県66,611円52.52
20千葉県64,542円50.30
21東京都63,536円49.22
22大分県63,233円48.90
23宮城県63,013円48.66
24愛知県61,808円47.37
25静岡県61,617円47.17
26熊本県61,227円46.75
27山口県61,035円46.54
28茨城県60,962円46.46
29神奈川県60,896円46.39
30鳥取県60,178円45.62
31岐阜県60,058円45.49
32沖縄県59,892円45.32
33福岡県59,381円44.77
34広島県59,311円44.69
35福井県59,307円44.69
36高知県58,077円43.37
37香川県57,234円42.46
38大阪府56,133円41.28
39宮崎県55,401円40.50
40三重県55,213円40.30
41群馬県54,925円39.99
42愛媛県53,779円38.76
43和歌山県53,696円38.67
44北海道51,181円35.97
45鹿児島県51,068円35.85
46兵庫県46,174円30.60
47徳島県45,612円30.00
全国61,967円
上下水道使用料の全国平均は61,967円。使用料が最も高いのは山形県で87,081円(偏差値74.5)。2位は長野県で85,612円。3位以下は島根県(78,777円)、埼玉県(77,321円)、滋賀県(76,577円)の順。一方、最も使用料が低いのは徳島県で45,612円(偏差値30.0)。これに兵庫県(46,174円)、鹿児島県(51,068円)、北海道(51,181円)、和歌山県(53,696円)と続いている。
都道府県別上下水道使用料 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
分布地図を見ると北日本や日本海側で使用料が高くなっている。このうち、東北地方は凍結対策のインフラが必要なためか水道料金が高く、水道料金を押し上げているようだ。また日本海側は下水道普及率が高く下水道料金も上乗せされて高くなっているようだ。

この他ピンポイントで高くなっている滋賀県、京都府、奈良県、島根県、佐賀県、長崎県も下水道普及率が高かったり、水道料金が高かったりしており、このあたりの事情が上下水道使用料を左右しているようだ。

その他との相関は以下のようになっている。
年間晴れ日数年間日照時間と負の相関があり、晴れの日が少なく日照時間が短いところで上下水道使用料が高い。やはり寒さ対策が費用を押し上げているようだ。

また、核家族率とも負の相関があり、核家族が多い都市部で上下水道使用料が低い。人口が集中する都市部ではインフラを作ったときの利用者が多いためひとりあたりの負担が下がる一方、人口がまばらな地方ではインフラを支える人口が少ないため負担があがっているようだ。
データ出典  家計調査 2018

家計・支出に関するその他の記事

使用料の分布 (変動係数 0.1451)

分布図

この記事を見た人はこちらも見ています

コメント

お名前

コメント内でタグは使えません。(現在、5分以内の連続書込を制限しています)
アドレス(迷惑コメント対策用ですので入力しないでください)
2020-10-27 | 家計・支出