都道府県別結婚式費用

経済産業省の特定サービス産業実態調査から結婚式費用の都道府県別ランキング。同調査には冠婚葬祭業者が年間に取り扱う挙式、披露宴の件数と売り上げ高が載っており、挙式・披露宴の売上だけを件数で割って比較している。挙式・披露宴のなかには挙式のみの結婚式や披露宴と挙式を含む結婚式が含まれている。なお、一部の県については調査対象業者が1社か2社しかなく、「その県のデータ=その業者のデータ」となるためデータが掲載されていない。

結婚式費用の全国平均は3,036,558円。費用が最も多いのは和歌山県で-9,999円(偏差値-1.0)。2位は奈良県で-9,999円。3位以下は宮城県(-9,999円)、秋田県(-9,999円)、千葉県(4,359,719円)の順。一方、最も費用が少ないのは沖縄県で1,015,823円(偏差値23.6)。これに高知県(1,282,353円)、鹿児島県(1,611,346円)、北海道(1,753,536円)、岩手県(1,786,517円)と続いている。

分布図を見ると、本州中央部で費用が高く、両端で費用が低い。

また、派手婚で有名な愛知県は314万1015円で偏差値53で20位となっている。

相関ランキングでは、貧困率と負の相関があり、子育て世帯年収と正の相関があることから、子育て世帯の収入が高く、貧困率が低いところで結婚式の費用が多い。

また、再婚件数や父子・母子家庭数と負の相関があり、再婚が多く、ひとり親家庭が多いところは結婚式の費用が少ない。