都道府県別ココストア・エブリワン店舗数

ココストアは2015年12月1日にファミリーマートに買収されました。ファミリーマート店舗数を参照下さい。

ココストアの店舗数ランキング。ココストアは吸収合併などが複雑に入り組んでいるが、まとめると

・ココストア(1971年に愛知県からスタート　会社概要)
・ホットスパー、スパー(1977年に茨城県からスタート　会社概要)
・エブリワン(1994年に熊本県からスタート　会社概要)

の3つのブランドが統合されたコンビニだ。ココストアのホームページは旧会社ごとにあり、店舗検索もそれぞれ分かれている。ここでは、今も残っているココストアとエブリワン、RICマートの合計店舗数を比較している。

直近の店舗数推移は

2009年4月　899軒
2010年6月　841軒(6.5%減)
2011年11月　871軒(3.6%増)
2013年1月　821軒(5.7%減)
2014年2月　768軒(6.5%減)
2015年3月　729軒(5.1%減)

ココストアの店舗数は729軒で人口10万人あたり店舗数は0.57軒。最も店舗数が多いのは沖縄県で7.49軒。以下、熊本県、大分県、鹿児島県、宮崎県と九州各県が上位を占めている。九州はもともとエブリワンの地元だった上、ココストアも九州で展開していたため結果的に密度が高くなっている。この他にはホットスパーの地元の茨城近辺、ココストアの発祥地の愛知近辺の密度が高い。

また、他のコンビニチェーンではドミナント戦略をとっているところが多いが、ココストアには1県1店舗の都道府県が5県(島根県、和歌山県、奈良県、静岡県、兵庫県)あるほか、店舗密度が低い都道府県も多数あり、非ドミナント戦略となっている。

ドミナント戦略(Wikipedia)

ドミナント政策とは主にチェーン展開している店舗の出店施策の一つでビジネス用語。

日本であれば47都道府県や市町村全てを対象にした絨毯爆撃のような出店を行なわず、特定の地域の例えば関東地方であれば東京都・埼玉県・神奈川県などの一都二県等の限定した地域を対象とした集中的な出店や特定路線沿いに次々と出店し同一商圏内の競業他社や競合他店に比べて市場シェア率の向上獲得や独占を意図した出店戦略や出店計画を言う。