ポプラの店舗数の都道府県ランキング。ポプラは広島からスタートしたコンビニチェーンで中国地方や山陰地方で店舗数が多い。また、ココストアと同じく、吸収合併により店舗を増やしているため、密度が高いエリアが分散している。系列コンビニにはポプラ、生活彩家、ハイウェイ彩家、くらしハウス、スリーエイトがあるが、ここではこれらの合計数をとっている。
直近の店舗数推移は以下の通り。
2009年4月 707軒
2010年6月 688軒(2.7%減)
2011年11月 685軒(0.4%減)
2013年1月 692軒(1.0%増)
2014年1月 627軒(9.4%減)
2015年3月 495軒(21.1%減)
2016年5月 473軒(4.4%減)
2017年11月 462軒(2.3%減)
2018年9月 471軒(1.9%増)
2019年5月 475軒(0.8%増)
2020年2月 473軒(0.4%減)
2021年2月 368軒(-22.20%減)
ポプラはローソンと資本業務提携を結び、山陰地区で「ローソン・ポプラ」ダブルブランド店を展開している。また、北陸・中部地区からの撤退も表明しており、今後の展開が注目される。
決算短信コンビニエンスストア業界を取り巻く環境が大きく変化する中で、当社と株式会社ローソンは、効率的な店舗運営体制を整備し、それぞれの強みを活かし、社会環境の変化や地域のニーズにマッチした店舗運営を行うため、当社に帰属する権利義務等の一部を承継すること並びに共同事業契約を締結いたしました。これにより当社グループは、通常のローソン店舗の品揃えにポプラの代名詞とも言える、店内で炊いたご飯を盛り付ける「ポプ弁」を加えた「ローソン・ポプラ」もしくは「ローソン」のブランド店舗を運営する事業と、当社所有ブランド店舗の店舗運営事業を中心とした体制へと移行いたします。
このような再編を進める中で当連結会計年度は「ローソン・ポプラ」等へ転換する対象店舗の加盟契約者や取引先等ステークホルダーとの条件交渉を進める一方、当社ブランドを継続する店舗については、物流費の高騰や環境変化に対応するため、「スマートストア事業」として収益構造の見直しと、新ビジネスモデルの構築に向けた事業構造改革に取り組みました。また、不採算となった北陸・中部地区からの事業撤退、営業拠点の整理統合、工場・センター機能の集約、その他本部機能の集約と本社への機能集中など、次期以降のステップとすべく再編を断行いたしました。
ポプラの沿革(主に店舗数や出店状況に関わる部分)
全国のポプラ店舗数は368軒で、人口10万人あたり0.29軒。店舗数が最も多いのは広島県で人口10万人あたり2.29軒(偏差値91.8)。2位は島根県で1.34軒。3位以下は山口県(1.34軒)、鳥取県(1.08軒)、長崎県(1.07軒)の順。本拠地の中国地方の他、買収先の北陸、関東、九州にも店舗が広がっている。
以前、福岡に住んでるときにテレビのCMで「九州のコンビニといえば、やっぱポプラやね」と言ってたけど、本社は広島だったのね。
お弁当のご飯を大盛りにしてくれるポプラが大好きです。