国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから男性のがんのなかで3番目に多い大腸がん死亡率の都道府県別ランキング。ここでは2010年から2012年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。
大腸がんの年齢調整死亡率の全国平均は13.60。75歳未満10万人あたり13.60人の男性が大腸がんで亡くなっていることになる。
最も男性の大腸がん死亡者が多いのは沖縄県で、人口10万人あたり19.07人。2位以下は青森県、秋田県、山形県、岩手県と続いている。一方、最も少ないのは滋賀県で10.57人。香川県、福井県、奈良県、大分県などで死亡者が少ない。
分布地図を見ると東海から東北にかけての太平洋岸で死亡率が高い。
相関ランキングでは大腸がんの危険因子のひとつと言われる
アルコール消費量と正の相関があり、アルコール消費量が多いところで大腸がん死亡率が高い。同じく危険因子のひとつである
喫煙率:男性とは相関がなかった。
男性のがん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
肺がん死亡率:男性胃がん死亡率:男性大腸がん死亡率:男性肝がん死亡率:男性膵がん死亡率:男性食道がん死亡率:男性胆のうがん死亡率:男性白血病死亡率:男性悪性リンパ腫死亡率:男性前立腺がん死亡率膀胱がん死亡率:男性がん死亡率:男性