国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから女性のがんのなかで5番目に多い膵がん死亡率の都道府県別ランキング。ここでは2010年から2012年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。
膵がんの年齢調整死亡率の全国平均は5.20。75歳未満10万人あたり5.20人の女性が膵がんで亡くなっていることになる。
最も女性の膵がん死亡者が多いのは北海道で、人口10万人あたり5.20人。2位以下は青森県、宮城県、高知県、和歌山県、宮崎県と続いている。一方、最も少ないのは徳島県で3.77人。鳥取県、沖縄県、大分県、広島県などで死亡者が少ない。
分布地図を見ると東北・北海道が若干高いものの、東日本から西日本まで高いエリアが散在している。
相関ランキングでは危険因子と言われている
喫煙率:女性とは弱い相関がある。また、他のがんとくらべると
男性死亡率との相関も高くなく、男女で分布が異なる結果となっている。
女性のがん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
乳がん死亡率大腸がん死亡率:女性肺がん死亡率:女性胃がん死亡率:女性膵がん死亡率:女性子宮がん死亡率卵巣がん死亡率肝がん死亡率:女性胆のうがん死亡率:女性白血病死亡率:女性悪性リンパ腫死亡率:女性食道がん死亡率:女性膀胱がん死亡率:女性がん死亡率:女性がん死亡率:男性