都道府県別女子小中学生肥満率

文部科学省が実施している「全国体力・運動能力、運動習慣調査」から女子小中学生肥満率ランキング。全国体育テストは小学5年生と中学2年生を対象に2008年から実施されている抽出テストで、握力など実技に関する調査と運動習慣など質問紙調査の二つに分かれている。ここでは小学生と中学生に占める肥満傾向児の占める割合を単純平均して比較している。肥満傾向児は日本学校保健会の「児童・生徒の健康診断マニュアル」に定義されている。

女子小中学生に占める肥満傾向児の全国平均は7.70%。男子の9.30%よりも低く、容貌を意識することが多い女子の方が肥満傾向児が少ない。肥満傾向児が最も多いのは青森県で11.65%。2位以下は徳島県、福島県、栃木県、岩手県、秋田県と続いており、東北、北関東、四国、南九州に肥満傾向児が多いのは男子と変わらない。

地域的傾向や他のランキングとの相関については男子小中学生肥満率を参照されたい。