国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから男性のがんのなかで最も多い肺がん死亡率の都道府県別ランキング。ここでは2010年から2012年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。
肺がんの年齢調整死亡率の全国平均は23.53。75歳未満10万人あたり23.53人の男性が肺がんで亡くなっていることになる。がんの部位別に見ると、肺がんが最も死亡者数が多い。
最も男性の肺がん死亡者が多いのは青森県で、人口10万人あたり29.27人。2位以下は北海道、鳥取県、和歌山県、大阪府と続いている。一方、最も少ないのは長野県で17.67人。沖縄県や山梨県、熊本県、島根県などで死亡者が少ない。
分布地図を見ると北海道、青森の他、関西で死亡率が高い。
相関ランキングでは
年齢調整死亡率(男性)や
平均寿命:男性以外に相関係数が高いランキングが見当たらない。
喫煙率:男性との相関係数は低く、都道府県という大きな単位では喫煙率と肺がんに相関はない。
男性のがん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
肺がん死亡率:男性胃がん死亡率:男性大腸がん死亡率:男性肝がん死亡率:男性膵がん死亡率:男性食道がん死亡率:男性胆のうがん死亡率:男性白血病死亡率:男性悪性リンパ腫死亡率:男性前立腺がん死亡率膀胱がん死亡率:男性がん死亡率:男性
お返事ありがとうございます。
実はタバコと肺がんに関する勉強をしている者で、このデータが少し気になったのです。どうもありがとうございました。