都道府県別新型コロナウイルスPCR検査陽性者数

厚生労働省の報道発表資料より5月17日24時現在の新型コロナウイルスPCR検査陽性者数のランキング。ここでは同資料に掲載されているPCR検査陽性者数の累計を比較している。

全国の新型コロナウイルスPCR検査陽性者数は15,983人で、人口10万人あたり12.64人。陽性者数が最も多いのは東京都で人口10万人あたり36.57人(偏差値89.1)。2位は石川県で25.11人。3位以下は富山県(21.43人)、大阪府(20.06人)、北海道(19.03人)の順。一方、最も陽性者数が少ないのは岩手県で人口10万人あたり0.00人(偏差値39.4)。これに鳥取県(0.54人)、鹿児島県(0.62人)、徳島県(0.68人)、長崎県(1.27人)と続いている。

分布地図を見ると首都圏、関西、北陸、北海道で多いのは新型コロナウイルス死亡者数と同じだ。

相関ランキングを見ても新型コロナウイルス死亡者数と正の相関が高く、陽性者が多いところで死亡者も多い。

他の項目との比較では上場企業数や一級建築士数など東京が飛び抜けて多いランキングと正の相関があり、陽性者数が東京で飛び抜けて多くなっていることを表している。

また、自動車普及率と負の相関があり、鉄道旅客輸送量と正の相関があることから、自動車が多く鉄道が未発達の地方で陽性者少なくなっている。