国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから男性のがんのなかで11番目に多い膀胱がん死亡率の都道府県別ランキング。ここでは2010年から2012年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。
膀胱がんの年齢調整死亡率の全国平均は1.47。75歳未満10万人あたり1.47人の男性が膀胱がんで亡くなっていることになる。
最も男性の膀胱がん死亡者が多いのは岩手県で、人口10万人あたり2.07人。2位以下は和歌山県、京都府、青森県、山口県と続いている。一方、最も少ないのは沖縄県で0.83人。愛媛県、大分県、富山県、香川県などで死亡者が少ない。
分布地図を見ると東北北部と北海道、関西、北部九州などで死亡率が高い。相関ランキングでは相関があるものが見当たらず、他の要因との関連性は見つけられなかった。
男性のがん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
肺がん死亡率:男性胃がん死亡率:男性大腸がん死亡率:男性肝がん死亡率:男性膵がん死亡率:男性食道がん死亡率:男性胆のうがん死亡率:男性白血病死亡率:男性悪性リンパ腫死亡率:男性前立腺がん死亡率膀胱がん死亡率:男性がん死亡率:男性