都道府県別統計を比較した都道府県ランキング。1488 ランキング掲載中

都道府県別子宮がん死亡率

公開日:2012-1-14 | 最終更新日:2014-5-14
カテゴリ: 健康・病気
都道府県別子宮がん死亡率 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから女性のがんのなかで5番目に多い子宮がん死亡率の都道府県別ランキング。子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんがあるが、がん情報サービスでは子宮がんとひとまとめになっている。

国立がん研究センター:子宮頸がんと子宮体がんの患者数
子宮がんにかかる方は、全体として年間約17,500人で、このうち子宮頸がんが約8,500人、子宮体がんが約8,200人、どの部位か情報がない子宮がんが約800人となっています(全国がん罹患モニタリング集計2005年報告 上皮内がんを除く)。また、子宮がんで亡くなる方は、全体として年間約 5,700人、このうち子宮頸がんが約2,500人、子宮体がんが約1,700人、どの部位か情報がない子宮がんが約1,500人となっております。


ここでは2010年から2012年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。

国立がん研究センター:75歳未満年齢調整死亡率
2007年4月、国のがん対策を総合的かつ計画的に推進することを目的として、「がん対策基本法」が施行されました。2007年6月にはこの法律に基づいて、「がん対策推進基本計画」が策定され、全体目標の1つとして「がんによる死亡者の減少」が掲げられました。「75歳未満年齢調整死亡率」はその評価指標として用いられています。この指標が用いられたのは、年齢調整率を用いることで高齢化の影響を除去し、75歳以上の死亡を除くことで壮年期死亡の減少を高い精度で評価するという理由に基づいています。


子宮がんの年齢調整死亡率の全国平均は4.57。75歳未満10万人あたり4.57人の女性が子宮がんで亡くなっていることになる。

最も女性の子宮がん死亡者が多いのは沖縄県で、人口10万人あたり4.57人。2位以下は佐賀県、宮崎県、鳥取県、群馬県と続いている。一方、最も少ないのは新潟県で3.10人。岡山県、滋賀県、富山県、広島県などで死亡者が少ない。分布地図を見ると九州、関東、北東北で死亡率が高い。

次に子宮がんの危険因子との相関を見てみよう。

子宮頸がんは性行為によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因であり、因子として初交年齢の低さ,生涯のセックスパートナーの多さがあげられている。一方、子宮体がんは妊娠・出産経験が少ないとかかりやすいと言われている。

初交年齢の低さに関連すると思われる出産年齢とは相関がなかった。初交年齢との関連は微妙だが、デキ婚率とは正の相関があり、デキ婚率が高いところで子宮がんが多い。

次に妊娠・出産経験が少なさと関係すると思われる未婚率を見てみると、50代女性未婚率と弱い正の相関があった。

子宮がんとしてくくってしまうと、相反する両方の因子が混在してしまうため、相関関係が見つけにくいと思われる。

女性のがん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
乳がん死亡率
大腸がん死亡率:女性
肺がん死亡率:女性
胃がん死亡率:女性
膵がん死亡率:女性
子宮がん死亡率
卵巣がん死亡率
肝がん死亡率:女性
胆のうがん死亡率:女性
白血病死亡率:女性
悪性リンパ腫死亡率:女性
食道がん死亡率:女性
膀胱がん死亡率:女性

がん死亡率:女性
がん死亡率:男性

都道府県別子宮がん死亡率

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県死亡率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1沖縄県6.1373.15
2佐賀県5.8368.80
3宮崎県5.7367.35
4鳥取県5.6365.89
5群馬県5.5364.44
6茨城県5.4062.56
7鹿児島県5.3061.10
8福岡県5.0757.77
9青森県5.0357.18
10静岡県5.0056.75
11千葉県4.9756.31
11熊本県4.9756.31
13山口県4.9355.73
14埼玉県4.9055.30
14奈良県4.9055.30
16岩手県4.8754.86
17栃木県4.8354.28
18東京都4.7352.83
19北海道4.6751.96
19愛媛県4.6751.96
21大阪府4.6351.38
22神奈川県4.6050.94
22愛知県4.6050.94
24徳島県4.5750.51
25山梨県4.5349.93
25岐阜県4.5349.93
27和歌山県4.5049.49
27長崎県4.5049.49
29福島県4.4048.04
29高知県4.4048.04
31山形県4.3347.02
32秋田県4.3046.59
33三重県4.2746.15
34京都府4.2345.57
35長野県4.1043.68
36香川県4.0042.23
37兵庫県3.9741.80
38島根県3.9040.78
39宮城県3.8039.33
39大分県3.8039.33
41福井県3.7037.88
42石川県3.6336.86
43広島県3.6036.43
44富山県3.5735.99
45滋賀県3.3733.09
46岡山県3.1329.60
47新潟県3.1029.17
全国4.57

他との相関 相関とは?

健康・病気に関するその他の記事

死亡率の分布 (変動係数 0.1519)

分布図

この記事を見た人はこちらも見ています

コメント

お名前

コメント内でタグは使えません。(現在、5分以内の連続書込を制限しています)
アドレス(迷惑コメント対策用ですので入力しないでください)
2014-5-14 | 健康・病気