国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから女性のがんのなかで13番目に多い膀胱がん死亡率の都道府県別ランキング。ここでは2010年から2012年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。
膀胱がんの年齢調整死亡率の全国平均は0.40。75歳未満10万人あたり0.40人の女性が膀胱がんで亡くなっていることになる。
最も女性の膀胱がん死亡者が多いのは長崎県で、人口10万人あたり0.63人。2位以下は高知県、福島県、北海道、石川県、和歌山県と続いている。一方、最も少ないのは福井県で0.07人。島根県、群馬県、三重県などで死亡者が少ない。
分布地図を見ると死亡率が高いところと低いところがモザイク状に散らばっている。相関ランキングでも相関があるものが見当たらず、他の要因との関連性は見つけられなかった。
女性のがん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
乳がん死亡率大腸がん死亡率:女性肺がん死亡率:女性胃がん死亡率:女性膵がん死亡率:女性子宮がん死亡率卵巣がん死亡率肝がん死亡率:女性胆のうがん死亡率:女性白血病死亡率:女性悪性リンパ腫死亡率:女性食道がん死亡率:女性膀胱がん死亡率:女性がん死亡率:女性がん死亡率:男性