国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから、がん死亡率の都道府県別ランキング。ここでは2014年から2016年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。
がん年齢調整死亡率の全国平均は77.68。死亡率が最も高いのは青森県で96.06(偏差値85.4)。2位は秋田県で88.38。3位以下は北海道(87.17)、鳥取県(86.58)、大阪府(83.21)の順。一方、最も死亡率が低いのは長野県で64.19(偏差値25.2)。これに滋賀県(70.42)、三重県(71.64)、福井県(71.71)、大分県(72.13)と続いている。
分布地図を見ると北日本、北関東、山陰、北部九州、四国などがん死亡率が高いところが数カ所に固まっている。
そして長野県を筆頭に本州中央部でがん死亡率が低い。
相関ランキングでは
平均寿命:男性、
平均寿命:女性と負の相関が高く、がん死亡率が高いところは平均寿命が短い。
25歳以上スポーツ人口と負の相関があり、スポーツ人口が多いところでがん死亡率が低い。
がん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
肺がん死亡率胃がん死亡率乳がん死亡率大腸がん死亡率肝がん死亡率膵がん死亡率子宮がん死亡率卵巣がん死亡率食道がん死亡率胆のうがん死亡率白血病死亡率前立腺がん死亡率悪性リンパ腫死亡率膀胱がん死亡率がん死亡率:女性がん死亡率:男性