国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスから男性のがんのなかで6番目に多い食道がん死亡率の都道府県別ランキング。ここでは2010年から2012年の75歳未満年齢調整死亡率の平均値を比較している。年齢調整死亡率とは都道府県による年齢構成の違いを調整した死亡率のことで、人口10万人あたり死亡者数のことだ。
食道がんの年齢調整死亡率の全国平均は6.46。75歳未満10万人あたり6.46人の男性が食道がんで亡くなっていることになる。
最も男性の食道がん死亡者が多いのは秋田県で、人口10万人あたり8.74人。2位以下は新潟県、高知県、東京都、鹿児島県と続いている。一方、最も少ないのは福井県で3.08人。滋賀県や熊本県、三重県、長野県などで死亡者が少ない。
分布地図を見ると北日本や中国・九州など日本の両端部で死亡率が高い。
危険因子との相関を見ると
アルコール消費量と正の相関があり、アルコール消費量が高いところは食道がんの死亡率が高い。その他の危険因子である
喫煙率:男性や
男性肥満率との相関はなかった。
男性のがん死亡率ランキング(死亡率が高い順)
肺がん死亡率:男性胃がん死亡率:男性大腸がん死亡率:男性肝がん死亡率:男性膵がん死亡率:男性食道がん死亡率:男性胆のうがん死亡率:男性白血病死亡率:男性悪性リンパ腫死亡率:男性前立腺がん死亡率膀胱がん死亡率:男性がん死亡率:男性