都道府県別65歳以上人口（高齢者数）

総務省の人口推計から高齢者数ランキング。ここでは人口に占める65歳以上人口の割合を比較している。

1947年以来の高齢者数の推移を見ると

図のように一貫して右肩上がりで増えている。

65歳以上人口(高齢者数)の全国平均は人口100人あたり27.25人。高齢者数が最も多いのは秋田県で人口100人あたり34.75人(偏差値70.6)。2位は高知県で33.56人。3位以下は島根県(33.19人)、山口県(32.78人)、徳島県(31.73人)の順。一方、最も高齢者数が少ないのは沖縄県で人口100人あたり20.36人(偏差値19.2)。これに東京都(22.90人)、愛知県(24.26人)、神奈川県(24.40人)、滋賀県(24.84人)と続いている。

地域的に見ると高齢者は首都圏、中京圏、関西圏と都市部で少なく地方で多い。地方では若者が都市部に流出し高齢者が多く残っているためと思われる。

相関ランキングでは人口増減率や生産年齢人口と負の相関が高く。人口が流出し、働き盛りが少ないところに高齢者が多い。

森林率や農業就業人口と正の相関があり、山がちで農業就業者が多いところに高齢者が多い。

また、スターバックスコーヒー店舗数やハンバーガーショップ店舗数と負の相関が高く、高齢者が多いところはスタバやハンバーガーショップが少ない。