都道府県別100歳以上高齢者数：女性

厚生労働省の報道発表資料から、100歳以上女性高齢者数の都道府県別ランキング。

全国の100歳以上男性高齢者数は47,606人で、人口10万人あたり72.70人。

1963年以降の年次推移は以下の通り

これを見ると、100歳以上高齢者数は男女とも一貫して増えているが、女性の伸び率が男性を大きく上まわっている。

100歳以上女性高齢者が最も多いのは島根県で人口10万人あたり141.58人。以下、高知県、山口県、鹿児島県と続いている。明治政府樹立の立役者となった薩長土肥が2位、3位、4位、13位と上位を占めているのが興味深い。一方、100歳以上女性高齢者が最も少ないのは埼玉県で42.17人。

分布図を見ると、西日本と日本海側に100歳以上女性高齢者が多い。相関ランキングでは看護師数や一般病床数、療養病床数、病院数、男性医師数と正の相関が高く、医療環境が整っているところに女性高齢者が多いと言えそうだ。