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都道府県別限界集落比率

公開日:2019-4-10 | 最終更新日:2019-4-10
カテゴリ: 人口
都道府県別限界集落比率 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
農林水産省農林水産政策研究所の報告書から限界集落比率の都道府県別ランキング。同報告書では1990年、2000年、2005年、2010年の農業センサス集落調査データから、各集落数を推計している。ここでは2010年の総集落数に占める、人口9人以下、かつ高齢化率50%を超える「存続危機集落」の割合を比較している。

限界集落比率の全国平均は1.9%。限界集落比率が最も高いのは北海道で5.5%(偏差値76.7)。2位は富山県で5.0%。3位以下は高知県(4.9%)、徳島県(4.2%)、石川県(4.0%)の順。一方、最も限界集落比率が低いのは茨城県で0.0%(偏差値37.8)。これに大阪府(0.0%)、東京都(0.0%)、沖縄県(0.0%)、千葉県(0.1%)と続いている。

分布地図を見ると日本海側や地方で限界集落比率が高い。

相関ランキングでは森林率と正の相関があり、可住地面積率と負の相関があることから、山がちで平野が少ないところで限界集落比率が高い。上記報告書でも同様の分析がなされており、山深いところで限界集落化が進んでいるようだ。

また、生産年齢人口と負の相関があり65歳以上人口(高齢者数)と正の相関があることから、限界集落比率が高いところは生産年齢人口が少なく高齢化が進んでいる。

15歳以上買い物時間とは負の相関があり、限界集落比率が高いところは買い物時間が短い。山奥にあることが多い限界集落では買い物の不便さも人口流出の一因となっており、買い物の行きにくさがデータでも裏付けられている。

都道府県別限界集落比率

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県限界集落率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1北海道5.5%76.72
2富山県5.0%73.18
3高知県4.9%72.47
4徳島県4.2%67.51
5石川県4.0%66.09
6新潟県3.4%61.84
7愛媛県3.3%61.14
8山形県3.1%59.72
9長野県3.0%59.01
9山口県3.0%59.01
11広島県2.9%58.30
12島根県2.5%55.47
13鹿児島県2.4%54.76
14福井県2.3%54.05
15宮崎県2.2%53.35
16秋田県2.1%52.64
16大分県2.1%52.64
18岐阜県1.9%51.22
18京都府1.9%51.22
20山梨県1.7%49.80
21青森県1.6%49.10
21三重県1.6%49.10
21和歌山県1.6%49.10
24長崎県1.3%46.97
25滋賀県1.2%46.26
26静岡県1.1%45.55
26奈良県1.1%45.55
26鳥取県1.1%45.55
26岡山県1.1%45.55
30香川県1.0%44.85
30佐賀県1.0%44.85
32群馬県0.9%44.14
32熊本県0.9%44.14
34埼玉県0.8%43.43
35岩手県0.6%42.01
35福島県0.6%42.01
35兵庫県0.6%42.01
38神奈川県0.4%40.60
38福岡県0.4%40.60
40宮城県0.3%39.89
40愛知県0.3%39.89
42栃木県0.2%39.18
43千葉県0.1%38.47
--茨城県----
--東京都----
--大阪府----
--沖縄県----
全国1.9%

他との相関 相関とは?

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限界集落率の分布 (変動係数 0.8172)

分布図

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