同調査の手引きによると家事としてこれらのものが例示されている。
炊事 食事の後片付け 掃除 ゴミ捨て 洗濯 アイロン かけ つくろいもの ふとん干し 衣類の整理片付け 家族の身の回りの世話 家計簿の記入 株価のチェック・株式の売買 庭の草とり 銀行・市役所などの用事 車の手入れ 家具の修繕
女性の家事労働時間の全国平均は155.5分。家事労働時間が最も長いのは奈良県で172.5分(偏差値76.7)。2位は三重県で168.0分。3位以下は和歌山県(164.0分)、静岡県(164.0分)、千葉県(164.0分)の順。一方、最も家事労働時間が短いのは福島県で139.0分(偏差値26.1)。これに山形県(141.5分)、東京都(143.5分)、岩手県(146.5分)、青森県(147.0分)と続いている。
分布地図を見ると太平洋ベルト地帯で家事労働時間が長く地方で短い。
相関ランキングでは
睡眠時間と負の相関があり、家事労働時間が長いところは睡眠時間が短い。
デキ婚率とは負の相関があり、デキ婚が多いところは女性の家事労働時間が短い。
食器洗い機普及率や
ドラム式洗濯機普及率とは正の相関があり、家事労働時間が長いところは新型家電の普及率が高い。
また、
中学生通塾率や
小学生通塾率と正の相関があり、家事労働時間が長いところは塾通いが盛んだ。