毎日,同じくらいの時刻に寝ていますか?
1 している
2 どちらかといえば、している
3 あまりしていない
4 全くしていない
毎日,同じくらいの時刻に起きていますか?
1 している
2 どちらかといえば、している
3 あまりしていない
4 全くしていない
という質問に「している」「どちらかといえば、している」と答えた中学3年生の割合を平均して比較している。なお、このデータは公立校のもので、国立・私立校は含まれていない。国立・私立校が多い地域では実態と離れている可能性があるので注意願いたい。
以前は似たような調査項目で起床時間と就寝時間を聞くものがあったが(
中学生早寝早起き率参照)、学校までの登校距離に左右される傾向があったので、項目が改訂されたようだ。
中学生定時就寝・起床率の全国平均は85.4%。定時就寝・起床率が最も高いのは秋田県で89.3%(偏差値70.4)。2位は岩手県で88.5%。3位以下は広島県(88.5%)、長崎県(88.4%)、宮崎県(88.0%)の順。一方、最も定時就寝・起床率が低いのは神奈川県で81.9%(偏差値22.7)。これに愛知県(83.3%)、奈良県(83.7%)、愛媛県(84.1%)、大阪府(84.2%)と続いている。
分布地図を見ると地方で高く都市部で低い。北日本で高かった
小学生定時就寝・起床率とは分布が若干ことなっている。
相関ランキングでも
自家用車通勤・通学率と正の相関があり、
鉄道通勤・通学率と負の相関があることから、鉄道網が発達していない車社会の地方で中学生の定時起床・就寝率が高い。
また、
共働き率と正の相関があり、共働きが多いところで中学生の定時起床・就寝率が高い。
その他の中学生の行動との相関は以下の通り。
正の相関があるもの
(定時起床・就寝率が高いところは以下の率が高い)
中学生朝食摂取率中学生チャレンジ精神率中学生新聞購読率負の相関があるもの
(定時起床・就寝率が高いところは以下の率が低い)
中学生通塾率中学生長時間ネット利用率中学生携帯電話・スマートフォン所有率中学生長時間ゲームプレイ率