中学生新聞購読率の全国平均は30.4%、
小学生新聞購読率の40.2%よりも低く、中学生の方が小学生より新聞を読まないと言える。
購読率が最も高いのは福井県で43.4%(偏差値74.9)。2位は秋田県で43.2%。3位以下は長野県(40.2%)、富山県(39.8%)、鳥取県(39.3%)の順。一方、最も購読率が低いのは大阪府で23.0%(偏差値28.6)。これに福岡県(24.6%)、神奈川県(24.8%)、東京都(27.3%)、埼玉県(27.5%)と続いている。
分布図を見ると都市部で購読率が低く地方で購読率が高い。
相関ランキングでは
三世代世帯人数や
持ち家住宅延べ床面積と正の相関が高く、
核家族率と負の相関が高い。大家族が大きな家に住んでいるところで中学生の新聞購読率が高いと言える。
中学生の生活関連項目との相関を見ると
正の相関が高いもの
(新聞購読率が高いところは以下の率が高い)
中学生朝食摂取率中学生部活動参加率中学生学校外学習率中学生自己肯定率負の相関が高いもの
(新聞購読率が高いところは以下の率が低い)
中学生携帯電話・スマートフォン所有率中学生長時間ネット利用率不登校中学生数となっており”健全な”生活習慣が保たれているところで新聞購読率が高い。
また、
全国学力テスト中学生正答率とも正の相関があり、新聞購読率が高いところは学力テストの正答率が高い。