公立高校プール設置率の全国平均は64.5%。小中高の設置率を見ると、
86.7%
公立小学校73.0%
公立中学校64.5%
公立高校となっており、年代が上がるに従ってプール設置率が下がっている。
公立高校プール設置率が最も高いのは静岡県で99.0%(偏差値62.2)。2位は鹿児島県で98.8%。3位以下は沖縄県(98.4%)、高知県(97.6%)、愛知県(96.6%)の順。一方、最も設置率が低いのは富山県で0.0%(偏差値28.7)。これに島根県(11.9%)、長崎県(14.9%)、三重県(21.5%)、広島県(25.7%)と続いている。
富山県の0.0%は調査の誤りではなく、富山県の公立高校には本当にプールがない。気候的な問題に加えて公共のプールを利用しているためとされている。
県民性マーケティング 地域ネタと県民ネタ富山県庁の総務課に問い合わせてみると……。
「よくわからないんですが」と前置きがあって、こんな答えが返ってきた。「富山は気候的な問題もあって、高校にプールを設置したとしても活動の時期が限られてきます。ただし、公共の設備は充実しているので、そちらを活用して下さいという方針なんです」。
相関ランキングでは他との関連がうかがえるランキングとの相関はなかった。
高校男子水泳部員数や
高校女子水泳部員数とは弱いながらも正の相関があり、公立高校のプール設置率が高いところは高校の水泳部員が多い。