小学生新聞購読率の全国平均は40.2%で
中学生新聞購読率の30.4%よりも高く、小学生の方が中学生よりも新聞を読んでいると言える。
購読率が最も高いのは福井県で57.0%(偏差値80.6)。2位は富山県で50.5%。3位以下は秋田県(50.0%)、石川県(49.5%)、山形県(47.9%)の順。一方、最も購読率が低いのは大阪府で31.3%(偏差値26.2)。これに福岡県(34.2%)、神奈川県(34.7%)、沖縄県(36.4%)、長崎県(37.1%)と続いている。
分布図を見ると都市部で購読率が低く、日本海側を中心に地方で購読率が高い。
相関ランキングでは
三世代世帯人数や
持ち家住宅延べ床面積と正の相関が高く、
核家族率と負の相関が高い。大家族が大きな家に住んでいるところで小学生の新聞購読率が高いと言える。
小学生の生活関連項目との相関を見ると
正の相関が高いもの
(新聞購読率が高いところは以下の率が高い)
小学生早寝早起き率小学生地域行事参加率小学生朝食摂取率負の相関が高いもの
(新聞購読率が高いところは以下の率が低い)
小学生携帯電話・スマートフォン所有率小学生長時間ネット利用率また、
全国学力テスト小学生正答率とも正の相関があり、新聞購読率が高いところは学力テストの正答率が高い。