都道府県別産科・産婦人科医師数

厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査から産科・産婦人科医師数ランキング。調査では各医師が診療科を複数回答しており、産科・産婦人科と回答した医師数を合計して比較している。重複も考えられるので注意が必要だ。

全国の産科・産婦人科医師数は11,590人で、女性10万人あたり17.75人。最も多いのは東京都で24.15人。以下、沖縄県、長崎県、石川県、大阪府と続いている。一方、最も少ないのは埼玉県で12.55人。福島県、高知県、千葉県、北海道も産科・産婦人科医師が少ない。

相関ランキングでは若手医師数や女性医師数との相関が高く、産科・産婦人科医師を志す若い女性医師が多いことが考えられる。

ある産婦人科医のひとりごと

最近の若い産婦人科医では女性医師の占める割合が圧倒的に多くなり、今後もその傾向は変わりそうにないので、女性医師が辞めずに働き続けられる柔軟な勤務体制を整備することが、今後の産婦人科生き残りのための必須条件となると考えています。

読売新聞
国の統計では、女性の産婦人科医は2000年末で1878人、02年末では2202人と増えている。また、国の調査に合わせて統計を取っている愛知県でも、00年末の産婦人科の女性医師は123人、02年は142人だった。