都道府県別女性医師数

厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査から女性医師数ランキング。全国の女性医師は60,495人で、女性10万人あたり医師数は92.67人。現役医師数(296845人)に占める割合は20.38%となっている(詳細は女性医師比率参照)。

最も女性医師が多いのは東京都で人口10万人あたり171.00人。2位以下は徳島県、京都府、高知県、岡山県と続いている。一方、女性医師が少ないのは福島県で53.58人。この他、岩手県、青森県、新潟県、埼玉県などで女性医師が少ない。

都道府県分布を見ると現役医師数の西高東低とは少し違った傾向となっている。

まず目立つのは九州で、男性医師の分布では高い密度となっていたが、女性は平均以下のところも多い。逆に東京都は171.00人と突出して密度が高い。最も低い福島県の53.58人と比べると3.19倍で、2位の徳島県(130.92人)と比べても1.3倍となっている。男女別格差を比べると

となっており、女性の方が、男性よりも偏りが大きい。

相関ランキングでは基準地価:商業地と相関があり、地価が高い都市部に女性医師が極端に集まっているようだ。